Meaning of Life
「わたしは何のために生まれてきたのだろう?」 そう思うことが多い今日このごろ。
女性として生まれたのに子供も産めないし、クリエーターでもないから世の中に何も残せない。ただ毎日、息を吐いて吸って、尿便などの不用なものを排泄し、エネルギーとなる食物を摂取してるだけだ。
死んだわたしを焼いてしまえば、この世の中には何も残らない。多少の二酸化炭素は出るだろうけど、それもそのうちに消えてしまう。他人の記憶なんてものも、その人が死んでしまえば一緒に消えてしまう儚いものなのだから、わたしは実在していたのか、または存在していなかったのか、要するに、わたしが生きたという証はどこにないのだから、それさえも分からなくなる。
もしもわたしが死んだら、棺の中には何もいれないでほしい。大好きな着物も、ぬいぐるみも、お願いだから入れないでほしい。だたひとつだけ、わたしの身勝手で殺してしまった命の証明写真だけは、入れてほしい。
もし2000年2月29日に、予定どおり生まれていたら、今年は12才になっていたんだね。ごめんなさい。
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