Thursday, August 12, 2010

JKの死 II

告別式の後、New YorkのMちゃんにメールを書いた。

「告別式はね、会場はとにかく立派だったし、
参列者はものすごくたくさんいたし、
テレビカメラも外でたくさん待ち構えていたけど、
でもまったく仰々しい感じじゃなくて、なんというか、
とてもアットホームな感じでした。
JKの人柄のおかげだろうなって改めて感心したよ。

奥様が喪主をつとめてたんだけど、とても素晴らしかった。
もちろんところどころは声を詰まらせてしまうこともあったけど、
挨拶を2回ほどなさって、とても気丈にしてた。
そして、JKのことを「大好きな先輩」みたいに慕っていたんだなっていうのが、
ひしひしと伝わってきた。
JKは、あんなかわいらしい奥様にそんな風におもわれてとても幸せだったとおもうし、
あんなステキな奥様をゲットできたJKという男はものすごくいい男だったんだね。
それと、仕事関係者や大学時代のトモダチなど男性がたくさん来ていて、
みんなが号泣。人間関係を大切にしてきた男だったんだなってしみじみ思ったよ。

JKの顔はとっても安らかで、傷なんかもなくて、昼寝中って感じだった。
それがまた悲しいんだけどね。

会社代表で挨拶した人のスピーチが良かったの。すごくあたたかかった。
97年のペルーのときはハルクみたいで格好よかったとか、
飲むといつも奥さんののろけ話がはじまったとか、
自然が特に山が大好きだったとか、
ここでサヨナラって行ったら
「おいおい、せっかくこれだけみんなが集まってるんだから
今から飲みに行きましょうよ!」とか言って出てきそうだなとか、
そういうこと言うの。
みんな号泣だったよ。

参列者のほとんどが最後の出棺まで残ってね、JKを見送ったよ。
ホントにいい告別式だった。
悔しいとか悲しいとか言い出したらキリがないくらいあるんだけど、
でもそれより、JKおつかれさま!ありがとう!って感じだった。
JKって男は、素晴らしい人たちに囲まれて、たしかに短すぎるけど、
ものすごく充実した良い人生を歩いたに違いないって思ったよ。」

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