Wednesday, June 09, 2010

Miscommunication

『Miscommunication』とはなんぞや?とググったら、
出てきた、出てきた、たくさん出てきた!

英語では、こう書いてあった。

"Miscommunication is one particular case
of a lack of alignment of agents' mental state,
specifically one in which they diverge
on the occurrence or results of communication.
...communication is action, and thus
miscommunication can be viewed as instances of action failure
(when the speaker fails to produce the intended effect),
misperception (when the hearer cannot recognize
what the speaker intended to communicate), or both."

日本語の中で、わたしが一番しっくりくるなぁと思ったのは、
『コトバの行き違い』。
短いけど、その中にグッといろんな感情が込められている感じがした。

ある人からメールをもらった。

「アヤコさん、ご返事をいただけないので、
アナタのタイプではないということと理解しました。
残念ですが、アナタの幸せをお祈り申し上げます。」

このメールを読んだときのわたしのリアクションは、
「は?」

わたしには、このメールの意味が、まったく分からなかった。
なぜなら、わたしの理解では、
「ご飯を食べる」という用件が決まっていて、
日時と待ち合わせ場所も決まっていて(合意していて)、
当日、その時間と場所に登場すれば、
何も問題ないと思っていたからだ。
そこまで、しっかり、話を詰めているつもりだったから、
そこに誤解が生じるなどとは思ってもみなかったからだ。

でも、どうやら、彼の理解では、そうではなかったようだ。
このメールからは、これ以上、何を求めていたのか、
それを想像することは難しい。

もしかしたら、リコンファメーションが必要だったのか?
または、日時と場所の決定以降に、
日常の些細な出来事の報告メールなどが、
わたしからなかったことがいけなかったのか?
または・・・

考えても無駄な気がしてきた。
なぜなら、彼はわたしのような思考回路で物事を考えないから、
こういう結論に達したんだと思うし、
彼と同じ、または似たような思考回路を持たないわたしが、
どんなに想像力を働かせて想像しても、
彼の真意にはたどり着けないだろうからだ。

そしてわたしは、この『言葉の行き違い』の経緯を探ることと、
わたしと彼の間に横たわるギャップを埋めることを諦め、
こう返信した。

「メッセージありがとうございます。
(日時)に(場所)で待ち合わせすることになっていたかと思っていましたが、
わたしがリコンファームをするべきだったのでしょうか? 
残念ですが、了解しました
You sound like a nice guy, and I hope you'll find "Ms. Right" soon!
Wish you all the very best!」

もちろん、このメールを彼が読むか、読まずに削除するか、
それも分からないし、今となっては、どうでもいいことだが、
もし彼がこれを読んだとしても、きっとわたしの意図することは、
伝わらなかったんじゃないかと思うし、
伝わったとしても、たかが「ご飯を食べる」という約束くらいで、
つまずいてしまうような相手とでは、トモダチとしても、
うまくいかないだろうし、この先が思いやられる。

なので、これはこれでよしとして、
波立ったココロの水面を落ち着かせて、
先に進むとしよう。

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