Friday, December 05, 2008

世界の中心に私はいる

今でこそ、選択に迷ったときは、ほぼ100%、直感を信じることにしているけど、それでいいんだって思えるようになるまでには、そうとうな時間がかかった。 

選択肢があればあるほど、その選択肢の先に広がる可能性の大きさに、イキが詰まりそうになった。 でもある時、ふと、全てを放り投げた。 全てを解き放ち、自分の内側に意識を集中した。 そして見えてきたのは・・・。

どの選択肢を選んだとしても、OKだということ。 待ち受ける結果に対して、責任を持つ、ということ。 その結果をよくも悪くもするのは自分、ということ。 

多くの選択肢に悩み、結果を焦る気持ちに押しつぶされそうになったいたとき、私の周りにいた賢者たちは言った。 「アヤちゃんの世界は、アヤちゃんを中心に廻ってるんだよ」と。 

でも、当時の私は、あまりにも経験が少なくて、成功体験も少なくて、その意味を履き違えていた。 「全ての選択の基準は、自分最優先。 自信過剰くらいなほうがいい。 他人に配慮する必要なんてない」と。 

物心ついたころから、「自分だけではなく自分を取り巻く全ての人たちと一緒に幸せになりたい」と思っていた私は、大人になって、それがとてもナイーブな発想で、そう簡単に実現できることではないということを、痛い経験を重ねることによって、思い知らされた。 

それでも、自分のココロの声を無視できなくて、思い描く美しいピクチャーを諦めるなんてできなくて、そうやって、何度も何度もまた、痛い経験を重ねた。 もちろん、その途中で、何度も何度も、「自分だけが幸せならいい」、「いや、自分だけがいい思いをするなんておかしい」と、行ったり来たりした。 


そして、長い年月をかけて、今の価値観にたどり着いた。 「やっぱり、私は、私に関わる人たちと、より多くの人たちと、一緒に、幸せになりたい」

大きなピクチャーを描くのは、とても大切なこと。 そして、そのための第一歩は何かを考え、そしてその小さな一歩を踏み出し、大きなゴールへ向かってしっかり歩んでいくことは、もっと大切なこと。 

だからまず、自分が幸せになる。 そして、私に関わる人たち、一番近い人たちである家族や友達の幸せのために、「できること」をする。 そしてそれを広げていって、最終的に、世界の人々の幸せにつながればいい。 

自分の直感を信じる。 世間の常識とか、誰かのルールに縛られ、苦し紛れに出した結論じゃなくて、ココロの声に耳を傾ける。 それに基づいて行動する。 そして、その選択には責任を持つ。 どんな結果がそこにあろうとも、それを受け入れる。 そしてさらに行動していくと、その先にはまた、新しい選択肢がまた待ち受けている。 そうやって、何度も選択を繰り返していくうちに、たどり着きたいと思っていたゴールへと、きっとたどり着いているんじゃないかな?

賢者の言った、「アヤちゃんの世界はアヤちゃんを中心に廻っている」というのは、「答えは自分の中にある」=「自分を信じる」ってことなんじゃないかな?

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