With Jero, American Enka Singer
着席と同時に、ランチのスタート。 私と同僚Kが選んだのは、「ホット・ランチ」というチキンのチーズ焼きがメインのランチ。 サイドディッシュは、ガーリック・マッシュポテトと茹でたアスパラガス。 グリーン・サラダ、パン、コーヒーがセットになっていた。
食べ初めてすぐ、主役のジェロくんが入場。 私たちのテーブルの後ろを通り、会場正面にあるひな壇の上に案内された。
プレスは待ちきれない様子でカメラを構えている。 まだかまだかと待つこと20分少々、天井に設置された撮影用のライトが点灯され、いよいよ写真撮影。 と思った瞬間には、プレス&一般客がジェロくんの座るひな壇に駆け寄り、あっという間にジェロくんの姿は私の視界から消えてしまった。 ここで負けているわけにはいかないと、私も遅ればせながら参戦を決意。 ひな壇の左サイドへ回り込み、壇上にこっそり上がって、「ハーイ、ジェロ!」と声をかけながら、何枚か撮影。
スピーチが終わり、いよいよ待ちに待った歌の披露タイム。 司会者が、「歌ってる間は写真撮影禁止にしたほうがいいよね?」とジェロくんに声をかけたが、ジェロくんは、「I don't care (いえ、気にしませんよ)」とアッサリ写真撮影を許可。 その自然体な雰囲気も好印象だった。 ものすごい数のフラッシュがたかれる中、ジェロくんは「氷雨」を歌い始めた。 ♪飲ませてください もう少し・・・♪ 80年代に大ヒットしたこの曲を知らない日本人はいないだろう。 会場全体がうっとりとジェロくんの歌声に聞き入った。歌が終わると割れんばかりの大きな拍手の中、深々とおじぎをするジェロくん。 そして間髪入れずに、もう1曲、デビュー曲「海雪」を歌い始めた。
♪♪ねえ 愛されても ああ 叶わぬ仲
ねえ いっそ この私 殺してください
一人きりの出雲崎 明日を待つ傘もなく
濡れたこの髪が 芯まで冷えて
恨む言葉も 水面に消えて
まるで 海雪♪♪
パフォーマンスの後は、質疑応答。 アメリカ、ドイツ、ベルギー、シンガポール、台湾等の外国人記者たちからの様々な質問に真摯に答えるジェロくんは、今時の子とは思えないくらいすれていない感じ。 そろそろプログラムも終わりに近づいた頃、「一般の方もどうぞ質問してください。 日本語でどうぞ」と司会者。 しかしシャイな一般客たちはなかなか壇上に上がって質問することはできずにいると、ドイツの記者が、「彼女、いますか?」とナイスな質問。 さあジェロくんはなんと答えるだろうと会場が息を呑む。 するとジェロくんは、「今は忙しくて(休みは月に1日)、彼女はいません。 いつかは日本人と結婚して、ずっと日本に住みたいと思っています。 今は・・・演歌と結婚しています」と優等生らしい回答をして、会場をドッと沸かせた。
同僚KがFCCJの次期プレジデントと知り合いだったため、私たちはラッキーにも、ジェロくんのバックステージへ。 (イエ~イ!!) ジェロくんのマネージャーと名刺交換をするという任務があったにもかかわらずそれは二の次。 生ジェロくんを見た瞬間、「素晴らしい歌でした。 感動しました。 泣いちゃいました。」と、日本語で話したのか英語で話したのか覚えていないくらいに、私は完全に舞い上がり、ジェロくんの大ファンになってしまった。
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