Sunday, October 22, 2006

結婚できない理由

1週間くらい前、ある人から「どうして今まで結婚しなかったのか?」という質問をされた。その時の私の答えは、「オファーがいっぱいありすぎたから。でもみんな基準を満たしていなかったから。」だった。でも本当にそうだったのか?

実はそうではなかったかもしれない。そもそも私に、「基準」なんてあったのか?よく言われているのは、初めて付き合った人がその人の「基準」になる、ということ。だとしたら、私のファースト・ラブが私の「基準」なのだろうか?もしそうだとしたら、私は彼を上回る人たちを追い求めてきたんだろうか?過去帳を振り返ったとき、「基準」を上回る人は何人いただろう?だいたい、付き合ったBFたちに共通点なんてないじゃないか!もし彼らに共通点があったとしたら、それは、彼らが私のことを好きと言ってくれたことくらい。そうだ!私はここ15年くらい、私のことを好きと言ってくれる人と付き合ってきた、私がその人を好きかどうかは二の次にして!!

私の大切な人はそんな私の行為を「安売り」だといい続けてきた。私は「それは違う」といい続けてきた。でも今日、「もしかしたらそうかもしれない」と初めて思う私がいる。


でもだったらどうして「安売り」してしまうんだろう。なぜそんなに自己評価が低いんだろう。どうしてカラダとココロが一致していない瞬間が多いんだろう。どうしてこうもコントロールしたがったり、されたがったりするんだろう。どうしてこんなに男の人を痛めつけたいと思うんだろう。どうして男の人の言いなりになっている女の人に腹が立つんだろう。

たくさんの映像が浮かんでは消えていった。ずっと忘れていた記憶、想い出したくない記憶。私を愛する人たちを裏切ってしまったあの日。私が自分を責め続ける理由、男の人を消耗品のように扱うようになってしまった根源・・・。

死んでしまったファースト・ラブ。彼は私を聖母マリアのように崇拝していた。そんな彼を私もイエスキリストもように信仰していた。そんな関係は普通じゃない、ある人はいう。それは分かってる、私だって。でもそれが私の「基準」になってしまったことは事実で、それをどうすればいいというの?好きになればなるほど、触れることができなくなる私。本当は好きだからこそ、好きな人だからこそ、触りたいと思うはずなのに・・・。


よし、大なり小なり、結婚できない理由が分かった気がする。これからは、それが解消されるように努力してみよう。まずはココロとカラダの不一致を満たしていこう。好きな人に触れ、触れられることに喜びを見出せるように・・・。長年かけて培ってしまったものだからこそ、焦らずゆっくりと・・・。

For now I wanna kiss you, REALLY kiss you right now...

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