二階建てのモーテルにいた。フロントでチェックインしていた。 70代の背の高い男性と一緒だった。 1号室から5号室までは一階にあり、シングルルームだった。 私たちの部屋は6号室で、二階だった。 吹き抜けになっているので、階段を登ると、一階が見渡せる。 二階に着くと、6号室は目の前にあった。 二階には6号室から8号室までの3部屋しかなかった。 7号室と8号室のドアが少し開いていて、明るい光がもれていた。 ドアを開けて驚いた。半月型の広い空間が広がっていた。 6号室から8号室は繋がっていた。 奥のアーチを描く側には床から天井までの窓があり、 その手前からドア側までは、ドーナツ型のソファー(5、 6人がけ)が空間を埋め尽くしていた。 ソファーの中央には円卓があり、その上には、グラスやお皿、 花やキャンドルなどがキレイにセットされていた。 すべてのものが肌色だった。 円卓に散りばめられている花とテーブルクロス留めだけが赤色だっ た。それぞれのソファーには平均して約3から4人がいて、男女、 男男、男男女、女女、女女男、男男女女、男女女女、女男男男、老若、老若若、老老若…と組み合わせは色々だった。ただし、 全てに共通なのは、皆が全裸ということだった。 あとで分かったことだったが、このモーテルの二階は「nude」 という有名なお店、それも高級店だった。周りを見渡すと、 うたた寝をしている組もあれば、 ソファーに寝転んでワインを飲みながら談笑している組もあれば、 セックスや、ブロージョブや、 SMなどのプレイの真っ最中の組もあった。驚くことに、 私以外の全てが白人だった。よく見ると、 そんなに若い人はいないようだった。さて、チェックインの際に一階にいた70代の男性は見当たらず、 私は若い男の子2人と一階にソファーにいた。 これから服を脱ぐところだった。私はためらっていた。 胸を隠すべきだろうか。だとしたら何で隠せばいいのだろう。 周りにはバスタオルのようなものはないし、 テーブルクロスで隠しては可笑しいだろうし。かといって、 今着ている服で隠すのも変だし。 若い男の子2人はあっという間に全裸になり、私を見つめている。 周りを見ると、プレイ中だった組も、談笑していた組も、 うたた寝をしていた組も皆が、私を見ていることがわかった。 私はゆっくりと脱ぎ始めた。
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