Friday, March 28, 2014

Breast Cancer 6

3月28日(金)、聖路加国際病院 さんで、MRI検査でした。

午前10時50分の予約でしたが、ちょっと早めに到着。受付を済ませた後、よい天気だったのと、院内の雰囲気が好きじゃないのということで、病院の回りを軽く散歩。「ピース・ブリッジ(平和の橋)」のたもとで、ひなたぼっこ。昨夜は(引き続き)不安で、熟睡できませんでしたが、太陽の光の下、ぼーっとしていると、心が落ち着きました。と同時に、なんだか、カラダの中からイヤなものがどんどん出て行くような感じ。やさぐれてた私にさよならやなー。

(大病院にありがちな)予定時間よりちょっと送れてMRI室へ。先生は、30代の(イケメン!)男性と(優しそうな)女性。男性の先生から問診があり、「あの・・・タトゥーが入っているんですけど・・・あ、でも、担当先生は大丈夫っていってましたけど・・・」と小声でいうと、「自己責任ですので、よろしくお願いします。何か異常を感じたらブザーを鳴らしてください。そこで辞めますので」とかなり冷たい応答。でもこの感じ、嫌いじゃないわー♪ と次に、女性の先生が、「造影剤」を入れるために、血管に針を挿してくださいました。どの血管をとっても細くていつもなかなか大変ですが、先生は、右と左の血管を1秒くらいで吟味して、「じゃ、左にしましょー」とすんなり、左腕の血管にスポッと入れて、その針を固定してくれました。痛くも痒くもなかったよー!

「大きな音、工事現場みたいな音がします。気休めかもしれませんけど、この耳栓をつけてください。それでも聞こえてしまいますけどね」と先生に言われ、耳栓をしていざ、MRI検査部屋へ。

ドームっぽいものが部屋の中心にありました。「ここに膝を、そしてここ(の穴)に胸を」と言われ、台の上に下向きに寝ました。「右か左、居心地のよいほうへ頭を向けてください。そのまま動けませんので、居心地のよいほうをね・・・」そう言われて、何度か、右、左、右、左と頭を置き換え、結局、左向きにすることにしました。左腕には針が刺さっています。その先には、「造影剤」が、今か、今かと待っています。下向きで、両胸を穴に入れ、右手にはブザーを持たされ、ドームの中へ。

閉所恐怖症のわたしですが、ドームの先が開いているので、全然大丈夫でした。銀河鉄道999が発車するみたいな、エネルギーがバーンと満ちてきましたっていう音が鳴って、スタート。

音は、まったく気になりませんでした。ベルリンの電子系の音楽みたい。電子音が好きなわたしには逆に、心地よかった。時折、台車が震えて、それはほら、あのボディーソニックベッドってあったでしょ、そういう感じで、音楽に合わせて震えてるって感じでした。「造影剤を注入しまーす」という声は聞こえましたが、それが入ってくる感覚はなかったです。後半は、規則的にリズムを刻む電子音にやられちゃって、よだれを垂らして半寝しちゃいました、わたし。

全てが終わり、BFに「無事だよ!」と連絡し、その足で、ジムの「社交ダンス」へ。そこでは、おじさんに「以前、会ったことない?」なんてナンパされちゃたりして。その後は、寿司屋でビールを飲みながらちょこちょこつまんで、ほろよいで帰宅しました。今日は、楽しい1日を過ごしました。

「病気」って思ったら具合もわるくなるよね。「元気」って思ったら、いろいろな可能性が広がるよね。今日出会った人全て、ありがとう。わたし、これからもアップ&ダウンはあると思うけど、「病気」ってことは忘れるよ。「元気」なわたしでいたいと思います。Thank YOU!

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