前回、前々回同様、今回のお目当ても、「山形牛」です。
いただいたのは下記のとおりです。
(写真はいつもの素晴らしい写真家=努力家のBFです)
生ハムと木の実のサラダ
今までいただいたサラダの中では一番美味しかった! 生ハムは1枚200円、2枚から注文可。次回はトッピングで数枚、乗せたいです。
鮮魚のカルパッチョ
今月は真鯛です。以前いただいた時同様、ねっとりと甘い! この野菜、「デトロイト」っていうんですって。Googleで調べたところ、黒門市場、大阪伝統野菜さんからのインフォによると、「長さ15cmほどのサラダ用の野菜。『ハワイアンビーツ』『ビーツの若葉』といった別名もあるように、ビーツを若採りしたもの」だそうです。
想像したいたものとは違うプレゼンで、嬉しい驚き! ズッキーニのベッドの上に、パン粉・香草にまぶして焼いたオイルサーディンが乗っています。そしてその上には、マヨネーズベースのソースがかかっています。香りは、するめ&マヨ&醤油。日本人なら絶対に好きな味です。
チーズと黒胡椒のパスタ
運ばれてくるまで、ちょっと不安はありました。もし、オイルベースで、チーズが振りかけられているものだったらどうしよう・・・でも、想像していたとおりのルックス&味の、クリームパスタです。安心!
山形牛サーロインステーキ 120g
相変わらず、美しい! イケメンに出会ったときのようなトキメキがあります。とてもよいお肉で、よい焼き加減で、美味。こんなにピンク!なのに、食べ終わった後のお皿を見ると、(血とか脂とかで)汚れていません。シェフの素晴らしい腕に感謝です。
面白ショットを狙っています。クリームパスタを食べて、白い、ドロっとしたソースを口の端から垂らそうと、必死に頑張っていますが・・・力不足でした。ごめんなさい(苦笑)
これもまた面白ショットを狙ってます。口いっぱいに&%$#を含んで・・・いや、また、失敗です。修行が足りないですね(苦笑)
お店の前の「山形牛」の旗と一緒にパチリ。いい笑顔です。今日はストレスいっぱいの1日だったというのに、美味しいお料理、お酒、BFとの楽しい時間の後だと、こういう安らかな表情になるんですね。よいレストランが人に与えるエネルギーってすごいです! こういうお店が日本にも増えるといいのに・・・いや、そういうお店をいつか出したいものです。
このお店のお料理は、優しい味付けです。どれかひとつが自己主張していたりしません。(シェフの性格がにじみ出ているのかな?)初めて訪れたときは、「ん? ちょっと薄い?」って、思いましたけど、こうして数回、通ってみると、その良さがじんわり伝わってきました。このお店のお料理たちには、協調性があります。花形スターみたいなディッシュばかりが続いたら、(胃も)疲れちゃうし、(舌も)飽きちゃうでしょう? 自己主張の激しい奴らといつも一緒に働いている私たちが、このお店のお料理をいただいて安らぐのは、「こういう風に働きたいんだよ! お互いがお互いを支えて! 思いやって!」って思ってるからかしらね。
注文したお料理を、よい順序、よいタイミングで提供してくださいます。まるでよいオーケストラの演奏のように、そこには美しい「起承転結」があります。本当は、「山形牛」という「転」の後、ドルチェを注文して、「結」を迎えればいいんでしょうけど、わたしが甘いモノをあまり好まないので、BFもそれにつきあってくれて、私たちのディナーはいつも、「起・承・転」で、大きな花火が上がった感じで、一番華やかな瞬間を最後に、終わります(笑)
次は、「いちごのティラミス」を頼もうかしら?
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