Saturday, November 02, 2013

Ballroom Dancing School - Intro Class 7

今日(も)、Dance Studio Sam Circus@川崎でレッスンでした。全10回の入門コースの7回目です。 

教室に到着したのは、12時からの団体レッスンクラス終了時でした。 団体レッスンクラスの中で一番お上手な男性(70代)と少しお話をしました。

「週に1回のレッスンなんですか?」
「何回もだと、高いだろう」
「ですよね。おうちで練習とかされるんですか?」
「だれもいないときにな・・・じゃ、がんばってな」
「はぃ・・・おつかれさまでした」

彼のようにお上手に踊れる方でも、教室だけじゃなく、家でも練習なさっているんですね。なんだかほっこりしちゃいましたよ。

というタイミングで先生登場。今日は、ボーダーのモコモコした手触りの、でもカラダの線がよく見えるセーターを、着ていらっしゃいました。わたしは相変わらず、Tシャツとスウェットパンツです。だって、汗ダクダクかいちゃうから(苦笑)

「えっと・・・難しいステップは何だったかしら?」
「・・・どれも、(先週教えていただいたとおりに)きちんと踊ろうとすると、全部難しいです」
「そっか・・・じゃ、ちょっと踊ってみましょー!」

というわけで、先生と軽く踊った後、先週同様、ダンスフロアーで井戸端会議スタート。

「うーん・・・ジルバのステップ、もうできちゃってるからね・・・あきちゃうでしょー! でもね、他のダンスを教えると、他の生徒さんから、『わたしのとき、教えてくれなかったじゃない!』ってクレームがくるから・・・ジルバを極めましょ!」

もしかしたら先生、団体レッスンの中の、先生お目当ての女性たちから、何か言われたのかもしれませんね。

まずは、トゥ、ヒール、スイブルを徹底的に。

「あなた、椅子を使って練習してるんだっけ?」
「はぃ・・・椅子はこれくらいの高さで、低いので・・・どうしても前傾姿勢になっちゃうんです・・・」
「そっか・・・わたし、(背が)高いからね・・・でも、(二人の背丈は)ちょうどいいじゃなーい?」

「椅子を相手にすると、どうしても腰だけで踊っちゃうのよー! ちょっとこう、肘をがっちり固めて、そのまま動かさないでね。で、こう!」

先生の両手にがっちり頼る感じで、トゥ、ヒール、スイブルを。

「いいじゃなーい! ね、なんで今、うまくいったと思う?」
「えっと・・・(椅子じゃなくて)人だからですかね・・・」
「ちょっとー! わたしと踊ったからよー! 笑」

「いい? 社交ダンスは、男性がうまく踊れれば、女性もうまく踊れるの。ジャッジも男性のほうをよく見てるのよ! で、男性は、音楽より早く動くのよ、女性が音楽とピッタリ合うようにね。だから女性は、自分から踊っちゃダメなの! 遅くていいのよ」

「いい? ちょっとここ、持ってて・・・」といいながら、先生はわたしの手を先生の両脇の下に当てて、「背中の筋肉をこぅっ! わかるっ? こうっ!」といいながら、キュッキュッと、肩は固定して、腰ではなく、背中を、雑巾を絞るように、動いて見せてくださいました。

「すごいですね・・・こんなのできません・・・」とわたし。
「あらー! これを教えてすぐにできちゃったら、わたしの10年間、なんだったのー!って思うじゃなーい! 笑」

確かに・・・わたしがもし英語を誰かに教えるとして、その教え子さんが、わたしみたいにバンバン話せたりしたら、わたしの20年なんだったんだろー!って思いますよね 笑。たしか、23歳で社交ダンスを始めたって先生はおっしゃってましたから、今現在、33歳くらいなんですね。プチ情報ゲット♪

それから、プロムナード・ウォークを徹底的に。

「自宅から学校まで、普通に歩いたら10分かかるとしましょう。で、8時に学校につかなくちゃいけないっていう。そういうときに、7時50分に家を出れば、普通に歩くでしょー! でも7時55分に家をでちゃったら、急がなくちゃいけないでしょ? このステップはそんな感じで、最初は徒歩、チカラをためておいて、そこからダッシュ!みたいな感じなのよー! このステップだけじゃなくて、社交ダンスのステップ全般では、このメリハリが大事なのよー!」

「ラピュタ、知ってる? あの女の子が光る石のペンダントを持ってるでしょー! あのペンダンとがここ(といって先生はわたしの胸の間に触れ・・・)にある感じで、そこからビームが出てる、視線はビームの先を見る感じなのよー!」

「家で練習するときに、ちょっとやってほしいんだけど・・・エアダンスで、わたしと踊ってるって思って、カラダを男性のほうに向けたままステップをしてね!」

今日は外野(団体レッスンを終えて、先生との個人レッスンを待つ女性生徒さん)がいなかったせいか、先生はとても優しくて、組んで踊ることも多くて、いつもは2回くらいしか曲に合わせて踊らないのに、今日は4回も踊ってくださいましたよ。最後のダンスの時には、「あらやだ! 今、ジャイブ踊っちゃったー!」っていいながら、先生の華麗なステップを披露してくださいました。

「頑張り屋さんだもんね・・・」
先生は今日、そう言ってくださいました。今までの練習、きっと分かってくださったんだなぁって思って、嬉しかったです♪

さて帰り道、偶然、団体レッスンの後、個人レッスンを受けていた男性(55歳くらい)と駅まで一緒に歩きました。

「楽しそうでしたね」
「はぃ、まだうまく踊れないですけど、先生の教え方がすごく分かりやすくて・・・楽しいです」
「あの先生、かっこいいもんね・・・団体レッスンとかもしやるんだったら、ぜひ土曜日のクラスにしてください・・・一緒に踊りましょう」

彼は、団体レッスン教室の中ではナンバー2。練習中には、黒い服を着ていて、ダンスを踊ってる時は、そこそこいい感じに見えましたが、駅までの徒歩5分間、私服の彼を観察したところ、普通のおっさんでした(苦笑) ダンスをしているときは、誰もが輝いているんだなーと思いましたよ。ダンスフロアーでは、「神!」みたいな先生ですけど、町中で見たら、どんな感じなんでしょうねぇ・・・と思いましたよ。雪山で出会った男と、街で会ったらガッカリした!っていう、そういうことなのかしら。

さて、BFとは、雪山やダンスフロアーで出会ったわけではありません。ピシってスーツを着てるときも、カジュアルな服を着てるときも、それこそハダカでも、いつも、「キレイだなぁ」って思います。こんなステキなBFに出会えたわたしは、とてもラッキーで、毎日、幸せですな♪

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