Saturday, June 02, 2012

差別について


最近、日本では、「公務員がタトゥーを入れているのはいけない!」とか、そういう話がでていますけど・・・。

あと出しじゃんけんみたいなことですよね。日本国民がそれを認められないなら、そんなにイヤなら、最初にそう言いなさいよ!って思います。「公務員はタトゥーを入れてはいけない!」ってルールを作りなさいよ!って思います。そうすれば、公務員になりたい人はタトゥーを入れないかもしれないだろうし、タトゥーを入れている人は、公務員試験を受けないかもしれませんよ。

「税金でお給料をもらっているのに、それでタトゥーを入れてはいけない」ですって? だいたい、お給料っていうのは、血と汗の結晶です。公務員であろうが、民間で働いていようが、それに区別はないですよ。

「タトゥーを入れるというのは、反社会の証だから、公務員として働くのはおかしい」ですって? 腐った社会を立てなおそうと、そういう熱い思いをもって公務員になった人もいるかもしれないですよ。

20年くらい前の日本では、ピアスが反社会の証でした。わたしが初めて、耳に穴を開けたとき、母は泣きましたよ。でも今は、社会的にもピアスは認められてますから、母も泣いたりはしません。では、ボディーピアスはオッケーなのかしら? へそピアスは? 大陰唇・小陰唇のピアスは? タトゥーのあとは、ボディーピアスの話になりそうですね。

数十年前まで、黒人が差別の対象になっていました。 最近までは、ゲイ&レズビアンも差別の対象になっていました。もっとさかのぼれば、魔女狩りなんていう、そんな時代もありました。日本国民の大好きなタバコだってお酒だって、実はお茶だって、禁止だった時代はありますよ。歴史を遡れば、いい・わるいなんて、その時代により、変わるものです。

結局、自分とは違うことをしている人に、人は恐怖を感じるのでしょう。 そしてそれが、差別につながったりします。日本には、特に、そういう風潮があります。問いかけてもらいたいのは、なぜあなたはそれを拒絶するのですか?ということです。

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