Sunday, April 01, 2012

The Church






今日は、大使館の「友達」に誘われて、約20年ぶりに、「教会」@広尾(英語版)へ行ってきました。


ご存知の方もいるかもしれませんが、わたしは1988年12月31日に洗礼を受けました。その後、いろいろあって、「教会」からは遠のいていて、「教会」が定める様々なルールに背いて・・・今に至ります。本当に久しぶりの「教会」でしたが、「友達」の家族の支えもあり、ものすごくあたたかく迎えていただきました。


20年前と今とでは、変わらないこともあり、変わったこともあり、とても興味深かったです。変わったことといえば、20年前は、全員が、印刷物の聖書などを持参していたのですが、今は、中には、iPadで聖書などを読む人たちがいたりしました。世界を股にかけるものすごくファッショナブルな人もいましたし、ものすごくコンサバな人もいましたし、なんだかいろいろステキな驚きでした。


宣教師のひとり、「教会」に入ってから約2年、伝道に出ることになった韓国の男性がいて、彼がたどたどしい英語で語った言葉が印象的でした。「僕は、英語も日本語もうまく話せないけど、でも、世界中の人たちの共通語は、「Spirit 」だと思うんです。だから、伝わると思うんです。」

賛美歌は、20年前も今も変わらず同じでした。自分でもびっくりしましたが、覚えているものですね。メロディーも歌詞も。スッと歌えましたよ。賛美歌の中でも、当時大好きだったものを歌う機会があり、予測はしてたんですが、やっぱり泣いちゃいました。涙だけじゃなく、鼻水も止まりませんでしたよ。まだわたしの中に、「純粋」なものに共鳴する何かがあるっていうことに、なんだか安堵しました。


聖書の勉強会のあと、婦人会の集まりがあり、その後、「友達」が担当している子供たちのクラスに顔を出しました。5歳〜7歳までの子どもたちが、真剣に、おとなしく、「友達」の話す「聖書」の話を聞いていました。その後は、ちょっとしたゲームをやることになって、子供たちは大はしゃぎ! やっぱり、子どもは、万国共通で、面白いのです! 人見知りもしないし、大人はちょっと構えちゃうけど、子どもたちは、ものすごく素直に、わたしになついてくれましたよ。

「友達」には5人の子どもがいるのですが、最年少の女の子は、とにかく可愛いかった! キラキラ輝く金髪に大好きなピンク色のお花をつけて、「天使」みたいでした。彼女は、わたしに、小さな手をさしのべてくれて「教会」の中を案内してくれました。とても小さな手だったけど、あたたかかった! わたしを見上げる瞳の美しさに、萌えましたよ。「友達」いわく、彼女はとてもシャイで、なかなかうちとけないらしく、今回、こんな風に、わたしの手をとって歩きまわってくれるのは、とってもレアなことらしいです。とても嬉しかったです。

「教会」の後、「友達」の自宅に招待され、ランチをいただきました。今日は、「断食日」だったので、子供たちはお腹が空いていたと思いますが、ものすごく落ち着いた態度で、お母さんと一緒に食事の準備をしていました。ビスケットにグレイビーソースをかけたもの、パンケーキにジャムとヨーグルトをかけたもの、新鮮なぶどう、たくさんの果物ジュースをいただきました。片付けも子供たち全員で手伝っていましたよ。食事中も、「ビスケットをとってくれませんか?」とか、「グレイビーソースを回してくれませんか?」など、マナーも素晴らしく、子どもとは思えないくらい、立派でした。将来が楽しみですね。


「教会」に戻るかどうかはまだ未定です。これからも「友達」と一緒に時々は「教会」に顔を出したいとは思いますけどね。それよりも何より、「友達」の子供たちに会いたい! 特に、最年少の女の子とは、今日、ものすごくたくさん遊んで、歳の差40歳はありますけど、心がクリックしたんですよ。なので、彼女にはまた会いたいなぁって思いました。(わたしの、「子どもがほしい!」っていう、そういう思いが、ちょっと満たされた感じでした。)

久しぶりに、穏やかな日曜日を過ごしました。「友達」と家族に心から感謝しています。

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