Saturday, November 19, 2011

漢方薬


ここ1ヶ月、ツムラの漢方薬・「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがんりょう)」を処方してもらって飲んでます。朝・昼・晩、空腹時が一番効果的ということで、たまに忘れる日もありますが、三日坊主にならず続いています。

飲み始めの1週間は、副作用でぐったり。漢方薬ってマイルドで、副作用なんてないと思っていたのでびっくり。倦怠感、吐き気などなど・・・とにかく辛いので続けられるか不安になりました。

でも2週間目からはその副作用がキレイさっぱり消えて、ポジティブな効果(冷え性改善)が見えてきました。

そしてしばらくして、さらにびっくり!普通ならPMSがひどい時期だというのに、暴飲暴食したいと思う衝動もないし、イライラも起こらない! 生理が始まってからも、生理痛や、それに伴う腰痛や下痢などはなくなり、出血量も少なくなった(気がしました)。

もともと、暗示にかかりやすい性格が吉と出たのでしょうか。それとも漢方薬が効いているのでしょうか。どちらにしても、不快な症状は軽減され、うれしい驚きでした。

先日、処方された漢方薬がなくなったタイミングでクリニックへ。ポジティブな効果を伝えると、「では、しばらくこれでいきましょう。これで子宮筋腫が小さくなることはないと思いますが、大きくなることを抑えることはできるかもしれません。もし、どうしようもないくらい大きくなってしまったら、もっとアグレッシブな方法もあるので、その時はまた一緒に考えていきましょう」と先生。

先生のいう「アグレッシブな方法」とはたぶん、ホルモン療法のことだと思います。もちろん、もう妊娠することは難しい年齢だとは思うのですが、ホルモン療法を行なって、完全にその道が断ち切られるということを受け入れるほど、まだわたしは円熟していないので(笑)、しばらくは漢方薬で様子を見たいと思っています。

世の中には「子宮筋腫切除」というオプションもあるのですが・・・お腹を切る勇気がないわたしです。子宮筋腫は良性ですし、共存していけるわけですから、よしっ!というわけにはなかなかいきません。カラダにタトゥーを入れる、ピアスを入れる、ということには抵抗がないわたしですが、それとこれとはかなり違うのですよ。

わたしのお腹の中の子宮筋腫のサイズは今もたぶん変わっていません。右側は8センチ弱、左側は4センチ弱。朝、目が覚めて、右側の下腹部を触ると、コブのようなものをしっかり感じることができます(苦笑)。

子宮筋腫はわたしのカラダの一部です。それを憎まず、「小さくなーれ」と優しく語りかけ、これからも漢方薬を飲み続け、経過を見守っていきたいと思います。

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