Wednesday, September 08, 2010

出血大サービスちゅうIII

出血が止まらなくなって4週目に入ったので、病院へ行ってきた。

前回同様の内診だった。
①膣鏡を挿入して、膣腔を検診。
②触診。
③内視鏡を膣から挿入して子宮内の検診(子宮筋腫の状態のチェック)。

内診は、痛みはないんだけど、
診察用の椅子に座るとものすごく緊張するし、
女医さんと看護婦さんだけど、やっぱり恥ずかしいし、
冷や汗は出るわ、心臓はバクバクするわ、
いろんなところに力がはいってしまうわ、
結果を考えるとものすごく不安になるわで、
数分なんだけど、ストレスレベルはマックスで、
とてつもなく長い時間に感じた。

貧血かどうかを調べるために、血液検査をして、
その後に問診。

この問診が、実は一番こたえた。
女医さんは、データをもとにお話してくださるんだけど、
ハッキリ言われると、やっぱりつらい。

「子宮の中にある筋腫だと、不正出血や貧血はどうしようもない」
「この位置に筋腫があって、高齢だと自然妊娠はとても難しい」
「ホルモン治療をしても、筋腫はなくなるわけじゃない」
「ホルモン治療をすると、1年半は不妊状態になる」
「摘出手術をしても、高齢だと自然妊娠はとても難しい」
「妊娠したいなら、不妊治療もしてくれる大きな病院にいったほうがいい」

子供がほしいと思っていなくても、女性なら、
「妊娠はとても難しい」と言われると、ものすごくショックだと思う。
もしも妊娠したら生みたいと思ってるわたしにとっては、
目の前が真っ暗になるくらいの大きなショックだった。

病院を出た瞬間、涙がどばーっと出てきた。
わたしの中にこみ上げてきた色々な想いが、
涙になってあふれ出た感じだった。
ただただ涙が流れ続けて、
家に帰ってきてからも、しばらくは止まらなかった。

泣きつかれて、2時間くらい寝てしまって、
起きた後、いろいろ考えた。

世の中にはもっと大きな問題を抱えてたり、
大きな病気と闘っている人がいるってことは分かってる。
これくらいはたいしたことはないって思えればいいんだけど、
ワガママでホント申し訳ないけど、とてもじゃないけどそうは思えない。
わたしにとっては、わたしのカラダのことが一番大事で、
これはとてつもなく大きな問題なのだ。

じゃ、これからどうするかというと、選択肢は少ない。
でも、何もしなくても、時間がたてばたつほど、状態は悪化する。
あまり時間はないけど、ちょっと考えてみることにする。

側で支えてくれた人、あたたかいコトバをくれた人たち、
心配してくれた人たち、ありがとう。

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