Saturday, September 12, 2009

Usual Or Unusual

何度も何度も寝返りを打って、
呼吸が乱れたり、ゲップをしたり、
体中を激しくかきむしったり、
唸ったり叫んだり、
解読不明な言葉をブツブツ言ったり。

彼がこんなに苦しそうに寝ているのを見るのは、
これが2回目だ。

悪夢を見てるかもしれない彼を、
揺り起こしたい衝動。
でも、人は、(悪)夢を見ることで、
ストレスを消化してるというから、我慢。

彼のカラダに触れることもできず、
ただただただただ彼を見守った。

時計を見ると、午前4時23分。
彼が眠りについてから、もう3時間、
わたしはずっと、
「彼をお守りください」と
神様に祈り続けていたことになる。

カーテンの外が明るくなってきたころ、
彼の呼吸も寝返りも落ち着き、
それを確認して、わたしも眠りについた。

そして、目覚めると、午前9時58分。
いつもと同じ、やわらかい表情の彼が横にいた。
いつもと同じ、彼が着替えるのを眺めながら、
いつもと同じ、1日が始まった。

2 comments:

Juichi said...

Usual Or Unusual、難しいですね。

carrie said...

とても不安でとても長い夜だったことを思い出します。朝がきて、やわらかい光が窓から差し込んできて、彼が目を覚ましたときには、ホントに嬉しかったことを覚えています。