Wednesday, September 30, 2009

『わたし、怒ってます!』

わたし、滅多に怒りません。 いや、短気ですよ。 イラっとは、すぐします。 でも、我を忘れて激怒したりは、しません。 するだろうって思ってる人が、9割だとは思いますけどね。 

でも先日、「怒らなくちゃ!」と思ったんですよ。

2週間前に受けたHIV(無料)検査の結果を、先週、聞きに行ったんです。 で、その時の医師の対応が、ものすごく酷かった! でも、怒れない性質(?)のわたしは、「わたしが悪いのかな」って反省したりして、その後、悲しくなっちゃって、どどーんって落ち込んじゃったんです。 

その医師だけど、HIVに関する知識についても???だったし、対応がものすごく高圧的・差別的・批判的だったんですよ。 医師っていえば、精神科医のトモダチがいたり、ほら、『国境なき医師団』とかの良いイメージしかないわたしなので、かなりショックな経験でした。

「女性はアナルセックスをしない限り、HIVには感染しないんだよ」とか、「あなたが何度HIV検査を受けたところで、結果はいつも陰性なんだよ」とか、そんな医学的に全く根拠のない情報を提供したり、「ほら、何か質問ないの?」とまくし立てるような口調は、まるで質問・相談を受けたくないような感じ。 そのほかにも、「今までアナルセックスをしたことはあるの? 相手は日本人? それとも外国人?」なんて、本当に必要なの?っていう質問をしたりしてね。 

最初は、笑顔で答えていたわたしも、最後には、笑顔もひきつってきてしまって、一刻も早くそこから立ち去りたいという思いでいっぱいで、逃げるようにしてクリニックを後にしました。

もう二度とあのクリニックで検査は受けたくないし、受けないと思うけど、こんなことじゃ、ますますHIV検査を受ける人がいなくなっちゃうから、ここは泣き寝入りしちゃダメだとそう強く思って、クリニックを管轄してる機関に、報告メールを書きました。 もちろん、客観的にね、落ち着いた文面でね。 

HIV感染を防ぐためには、ひとりひとりがしっかり意識しなくちゃいけないし、そのためには国や医療機関が正しい情報を提供しなくちゃいけないし、検査することを奨励するようなメッセージを打ち出していかなくちゃいけないよね。 

というわけで、『わたし、怒ってます!』なんです♪

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