Wednesday, October 29, 2008

キセキ




彼が、胸のあたりにある 『しこり』 みたいなものをさして言った。 「ここ、押すと痛いんだよ。」 それを聞いた瞬間、SATCのエピソードの中で、ビッグが心臓の手術でNYCに戻ってきたときのことを思い出した。 

「ビッグが心臓の手術を受けるため、ニューヨークへとやって来る。キャリーはその話を聞いた途端に大泣きしてしまう。今まで抑えていたいろいろな感情が湧き上がってきて、コントロールできなくなってしまったのだ・・・」

肌の下まで浸透するくらい、自分と同化するくらい、好きになる人って、そうそういないよね。 私にとって彼は、まさにそういう人で、彼がただ生きて、笑っていてくれるだけで嬉しい。 いや、でも実は、ヤキモチ焼きな私なので、そんなに聖人な感じじゃないんだけどね。 


でも例えば、時には、それは、私にとっては、ちっとも面白くない状況 (例: 他の女の子とデートしてたり)だったとしても、彼が幸せだと感じていて、『今日もいい1日だった』 って言うんなら、それはそれでOKって思いたい、と思っている私がいる。 もちろん、胸は痛いんだけどね。 でも、彼の幸せを、私の幸せだと思いたい、そう思う私がいる。 

だって、この出会いはキセキ。 

だからお願い、必ず近い将来、検査をうけてよね。 あなたが元気で生きているから、私も毎日明るい未来を描けるの。

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