あれは夏の日、あなたが漕ぐボートで漂いながら、ふたりの関係が永遠に続いて欲しいと願う私がいた。 「長い人生の中のほんの一瞬、ふたりの航路が交わっただけ」と伝え続ける宇宙からのメッセージに対して首を大きく横に降りながら。
ずっと続いて欲しかった。 ずっとふたりが一緒にいられるように、そのための最大限の努力をいとわない覚悟をした私がいた。 でも、宇宙からの大きな力に共鳴してしまったコアな部分に逆らえなかった私が出した決断が、ふたりを離れ離れにしてしまった。
だけどきっとその想いは消えたわけではなくて、今でも確実に続いてる。愛が絶えることがないように、その想いは、注ぎ続ける、新しい対象へと。 同じような期待と、同じようなゴールに向かって。 それは個人的なちっぽけな規模ではなくて、人間が生まれた瞬間から繋ぎ続ける襷のような大きなもの。
ありがとう、一瞬でも私と一緒に歩いてくれて。
♪池の水が鏡みたいに空の蒼の色を真似てる
公園に住む水鳥がそれに命を与える
光と影と表と裏
矛盾も無く寄り添ってるよ
私達がこんな風であれたら
愛 愛 本当の意味は分からないけど
誰かを通して 何かを通して 想いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ♪