Wednesday, October 18, 2006

Bizarre Love Triangle
- dedicated to my dearest friend: Jun



あなたはとても繊細だったから、
やっぱり生きていくのはつらかったのね?
スキッツだってお医者さまは言っていたけど、
でもね、お母様が目をはなした隙、たった15分の間に
首を吊って死んでしまうなんて、どうかと思うわ。
みんな、びっくりしたし、わけがわからなくて、
今でも私は、あなたのこと、どういう風に
整理したらいいのか、分からないわ。

「ぼくにできることはこれだけ」っていって、
朝日が昇る瞬間キスしてくれたわね。

あんな綺麗なプレゼント、今でもないわ。

「ぼくの旅行中はいつでも使ってね」っていって、
部屋の鍵をくれたわね。

あれから何度もいろんな人に鍵をもらったけど、
あのときみたいに、ドキドキ感はないわ。

空気の入れ替えをしようとドアを開けた瞬間、
あなたが愛用していたアルマーニの香水が漂った。
まるであなたがまだそこにいるかのように・・・。

木の葉がすれる音を聞きながら、
2人でパスタを食べたわね。

バイクに二人乗りして、ドイツ人が経営するケーキ屋にいって、
ザッハ・トルテを食べたわね。

あのピンクフロイドの曲をBGMにしたプラネタリウム、
かなりクラクラしたわ。

「触りたくなるような服を着てるよね」って
いつも言ってたくせに、一度も肌に触れてくれなかったわね。

「イザベル・アジャーニに似てるよね」って・・・
あなたの目に映る私はいったいどんな風だったの?

もうしばらく会えないわね。
私がそこにいかない限り・・・。

あの頃はいつもやきもちやきでごめんね。
妄想の相手に対してもやきもち焼いちゃう私だから

すごく大変だったよね?

好きよ、今でも、とても。

No comments: