Saturday, June 30, 2018
Another Door Opened
6月16日(土)付けで介護の仕事を辞め、その後の約10日間のジョブレス・デイズ(=無職の楽しい日々)は、ダンス三昧となりました。十分に英気を養い、25日(月)から新しい職場で働き始めました。今回もシフト制の仕事で、早番・遅番・夜勤がありますが、拘束時間はどれも9時間(内休憩1時間)と短く、デスクワークですので、体力的にはとても楽になりました。さらに、私の強み(?)でもある語学力(英語)を使っての仕事ですので、分野や業務内容は違えども、慣れるまでにそんなに時間はかからないと思います。とはいえ、新しい環境では失敗もつきものですし、アップ&ダウンの日々になるかとは思いますが、上司や先輩たちの忍耐力に甘えて、焦らず確実に仕事を覚えていこうとおもっています。そして休養をしっかりとることを忘れず、自分の健康を守ることをプライオリティーにして、がんばります。
さて、新しい職場では制服が支給され、黒いパンプスを持参することとなったのですが、なんと!優しいBFが転職祝いということで、セルジオ・ロッシさんの黒いパンプスをプレゼントしてくれましたよ!高貴な香りのピンクのバラを添えて!!
How romantic!
Thank YOU!!
咲き始めました
全開!
セルジオ・ロッシさん!
じゃじゃーん!
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初日に履いていったら、先輩に「光る靴は駄目なのよー。光らない普通のパンプス持ってるー? 若い子は持ってなかったりするから、買うための猶予を与えなくちゃいけないだけど・・・」と言われてしまいました(泣)仕事終わりにBFと待ち合わせをしてその話をしたら、ワシントン靴で別の靴を買ってくれましたよ。あぁ、なんてこと! 優しいBFに感謝です。
ちなみにビデオはマイケル・ブーブレの曲です。BFとは結婚とか出産・育児はできないけど、長生きして、おじいさん・おばあさんになるまで一緒にいたいな。
One Door Closed
介護の仕事は、6月16日付けで退職しました。
最後の勤務は、14日〜15日の夜勤(16時〜翌10時/18時間拘束)で、夜勤明けに早番(7時〜16時)の同僚たちにサヨナラを告げ、エプロンと上履きを持って、帰宅しました。入社して6ヶ月、現場に出て5ヶ月、独り立ちをして4ヶ月、夜勤をして2ヶ月と、短い期間ではありましたが、今までの職歴の中では味わっったことのない大きな疲労感と達成感のある素晴らしい経験をさせていただきました。同僚たちの忍耐力と慈愛には敬服でしたし、入居者の方々がお話してくださるそれぞれの人生、その彩りの美しさにはいつも感服しました。あと10年若かったら、そしてガンがなければ、あと半年または1年現場で頑張って、管理者になりたかったです。そして日々、入居者の方々の部屋を回りお話に耳を傾け、食事と排泄と睡眠だけしかない日の繰り返しで死を待つのではなく、今日という日を楽しいと思える、明日という日が来ることを待ち遠しいと思えるような、そんな毎日を過ごすお手伝いがしたかったです。でも残念ながら、今の私には心身ともに荷が重すぎる現場でした。続けることは難しいと判断し、今回の決断となりました。現在、介護職に携わる方々全員に私の描いた夢を託して、私は別の道へ進んでいきます。
以下は健忘録として、現場に出たばかりの頃(初日〜1ヶ月)に記録したトレーニングノートから。
1月24日
研修で習った事(理想)と現場で目の当たりにした事(現実)のギャップの大きさにショックを受けました。介護士の方々に対する尊敬の念が増しました。と同時に不安も増し、夕食時に泣いてしまいました。
1月25日
先輩Mさんの仕事の速さ、美しさに感動しました。忙しい中、入居者の方々としっかりと向き合ってコミュニケーションをとっている姿は今後見習っていきたいと思いました。
1月26日
昨日同様、先輩Mさんの美しい介助を間近で見て学ぶことができ、感動しました。入居者の方々が生き生きとMさんとの会話を楽しんでいる姿が印象的でした。陰洗はできる気がしません。排泄物の臭いがキツイです。
1月27日
入居者Nさんの口腔ケアの際、お手伝いができませんでした。入居者の方々に限らず、他人の口の中に歯ブラシを入れた経験がないので、怖かったです。移動介助(二人で移乗)の際、私の右足が入居者Mさんの右足に当たってしまいました。今後、十分に気をつけます。
1月30日
入居者Tさんの入浴の際、お手伝いをさせていただきました。入浴を嫌がるTさんを先輩Tさんが上手になだめて脱衣までしてくださいました。浴室内での立ったり座ったりの介助が不安です。背中を洗う、足を洗う等の簡単な作業も加減がわからず不安です。
1月31日
入居者Sさんのオムツ交換を2回させていただきました。初めて便のふきとりをさせていただきました。入居者Sさんが(腰を浮かせて)協力してくださったので助かりました。入居者Nさんの入浴介助(洗髪・体洗い)をさせていただきました。移乗はまだ自信がありません。初めて入れ歯を外させていただきました。
2月1日(1週目を終えての感想)
何もかもまともにできない状況です。入居者の方々の名前、スタッフの皆さんの名前を覚えるのも一苦労です。できる事(入居者の方々との会話)をしっかりとすること! 先輩から多くを学びました。入居者の方々の体は壊れ物のようで、触れることが怖いです。移乗はできそうにありません。排泄物の臭いになれることができるのか不安です。とにかく自信がありません。
2月11日(2週目を終えての感想)
スタッフの方々、入居者の方々の顔と名前が一致してきました。排泄物の臭いにも慣れてきました。陰洗はまだ出来そうにありません。移乗は怖くて仕方ありません。簡単に見える事(着脱や口腔ケア)もいざやってみるととても難しくてスムーズにできません。入れ歯を入れたり出したりが難しいです。どの入居者さまが何ができ、何ができないのかをしっかり覚えないといけないと思います。独り立ちができる自信はありません。
2月18日(3週目を終えての感想)
よく介助をさせていただく入居者の方々の顔と名前は覚えました。入浴(個浴・特浴)の介助をさせていただきました。入居者Nさんの口腔ケアが少しできるようになりました。二人での移乗もアドバイスをいただきながらさせていただきました。入居者Aさんの食事介助をよくさせていただきました。トイレでの陰洗も一度ですがさせていただきました。排泄物の臭いには慣れてきました。
2月22日(1ヶ月を終えての感想)
ベッド上での陰洗、トイレでの陰洗を何度かさせていただきました。入れ歯を入れるのは慣れてきましたが、外すときにうまくいかないことが多々あります。入居者Kさん、Sさん、Iさんの尿袋の尿破棄をさせていただきました。移乗は一人でも二人でも緊張します。こだわりの強い入居者さま(の暴言)には慣れるように努力します。入居者の方々、スタッフの皆さんに優しくしていただき、忍耐していただき、心から感謝しています。一ヶ月間マンツーマンで教えていただき、ありがとうございました。まだ自信はありませんが、入居者の方々、スタッフの皆さんが楽しく過ごせる施設作りのお手伝いができればと想っています。入居者の方々と少しでも多くの会話ができるように、そしてお一人お一人をもっと知ることができるように努力したいと思っています。
さて、6月16日のことですが、退職祝い(おつかれさま!)ということで、BFがディナー@OTTOにつれていってくれましたよ。Thank YOU!
撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。
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心残りはないわけではありませんが、今の自分にできるマックスまで頑張ったという満足感・達成感の溢れている笑顔!この瞬間を捉えてくれたBFに感謝です。
最後の勤務は、14日〜15日の夜勤(16時〜翌10時/18時間拘束)で、夜勤明けに早番(7時〜16時)の同僚たちにサヨナラを告げ、エプロンと上履きを持って、帰宅しました。入社して6ヶ月、現場に出て5ヶ月、独り立ちをして4ヶ月、夜勤をして2ヶ月と、短い期間ではありましたが、今までの職歴の中では味わっったことのない大きな疲労感と達成感のある素晴らしい経験をさせていただきました。同僚たちの忍耐力と慈愛には敬服でしたし、入居者の方々がお話してくださるそれぞれの人生、その彩りの美しさにはいつも感服しました。あと10年若かったら、そしてガンがなければ、あと半年または1年現場で頑張って、管理者になりたかったです。そして日々、入居者の方々の部屋を回りお話に耳を傾け、食事と排泄と睡眠だけしかない日の繰り返しで死を待つのではなく、今日という日を楽しいと思える、明日という日が来ることを待ち遠しいと思えるような、そんな毎日を過ごすお手伝いがしたかったです。でも残念ながら、今の私には心身ともに荷が重すぎる現場でした。続けることは難しいと判断し、今回の決断となりました。現在、介護職に携わる方々全員に私の描いた夢を託して、私は別の道へ進んでいきます。
以下は健忘録として、現場に出たばかりの頃(初日〜1ヶ月)に記録したトレーニングノートから。
1月24日
研修で習った事(理想)と現場で目の当たりにした事(現実)のギャップの大きさにショックを受けました。介護士の方々に対する尊敬の念が増しました。と同時に不安も増し、夕食時に泣いてしまいました。
1月25日
先輩Mさんの仕事の速さ、美しさに感動しました。忙しい中、入居者の方々としっかりと向き合ってコミュニケーションをとっている姿は今後見習っていきたいと思いました。
1月26日
昨日同様、先輩Mさんの美しい介助を間近で見て学ぶことができ、感動しました。入居者の方々が生き生きとMさんとの会話を楽しんでいる姿が印象的でした。陰洗はできる気がしません。排泄物の臭いがキツイです。
1月27日
入居者Nさんの口腔ケアの際、お手伝いができませんでした。入居者の方々に限らず、他人の口の中に歯ブラシを入れた経験がないので、怖かったです。移動介助(二人で移乗)の際、私の右足が入居者Mさんの右足に当たってしまいました。今後、十分に気をつけます。
1月30日
入居者Tさんの入浴の際、お手伝いをさせていただきました。入浴を嫌がるTさんを先輩Tさんが上手になだめて脱衣までしてくださいました。浴室内での立ったり座ったりの介助が不安です。背中を洗う、足を洗う等の簡単な作業も加減がわからず不安です。
1月31日
入居者Sさんのオムツ交換を2回させていただきました。初めて便のふきとりをさせていただきました。入居者Sさんが(腰を浮かせて)協力してくださったので助かりました。入居者Nさんの入浴介助(洗髪・体洗い)をさせていただきました。移乗はまだ自信がありません。初めて入れ歯を外させていただきました。
2月1日(1週目を終えての感想)
何もかもまともにできない状況です。入居者の方々の名前、スタッフの皆さんの名前を覚えるのも一苦労です。できる事(入居者の方々との会話)をしっかりとすること! 先輩から多くを学びました。入居者の方々の体は壊れ物のようで、触れることが怖いです。移乗はできそうにありません。排泄物の臭いになれることができるのか不安です。とにかく自信がありません。
2月11日(2週目を終えての感想)
スタッフの方々、入居者の方々の顔と名前が一致してきました。排泄物の臭いにも慣れてきました。陰洗はまだ出来そうにありません。移乗は怖くて仕方ありません。簡単に見える事(着脱や口腔ケア)もいざやってみるととても難しくてスムーズにできません。入れ歯を入れたり出したりが難しいです。どの入居者さまが何ができ、何ができないのかをしっかり覚えないといけないと思います。独り立ちができる自信はありません。
2月18日(3週目を終えての感想)
よく介助をさせていただく入居者の方々の顔と名前は覚えました。入浴(個浴・特浴)の介助をさせていただきました。入居者Nさんの口腔ケアが少しできるようになりました。二人での移乗もアドバイスをいただきながらさせていただきました。入居者Aさんの食事介助をよくさせていただきました。トイレでの陰洗も一度ですがさせていただきました。排泄物の臭いには慣れてきました。
2月22日(1ヶ月を終えての感想)
ベッド上での陰洗、トイレでの陰洗を何度かさせていただきました。入れ歯を入れるのは慣れてきましたが、外すときにうまくいかないことが多々あります。入居者Kさん、Sさん、Iさんの尿袋の尿破棄をさせていただきました。移乗は一人でも二人でも緊張します。こだわりの強い入居者さま(の暴言)には慣れるように努力します。入居者の方々、スタッフの皆さんに優しくしていただき、忍耐していただき、心から感謝しています。一ヶ月間マンツーマンで教えていただき、ありがとうございました。まだ自信はありませんが、入居者の方々、スタッフの皆さんが楽しく過ごせる施設作りのお手伝いができればと想っています。入居者の方々と少しでも多くの会話ができるように、そしてお一人お一人をもっと知ることができるように努力したいと思っています。
さて、6月16日のことですが、退職祝い(おつかれさま!)ということで、BFがディナー@OTTOにつれていってくれましたよ。Thank YOU!
撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。
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心残りはないわけではありませんが、今の自分にできるマックスまで頑張ったという満足感・達成感の溢れている笑顔!この瞬間を捉えてくれたBFに感謝です。
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